本物の木にもいくつか種類がある
「どうせウッドデッキを作るなら、やはり本物の木材がいい!」 という方はまだまだ多いです。
天然木は「ウッドデッキのデザインや構造」を柔軟に計画でき、複雑な加工も可能で、長さや太さなどサイズバリエーションも豊富です。交換・修繕も簡単です。しかし、耐久性の不安や、必要な知識が不足してると、思わぬトラブルに見舞われていしまう可能性もあります。
本ページでは、ウッドデッキと木材についての選択について解説していきたいと思います。
天然木は「ハードウッド」「ソフトウッド」「防腐注入材」、「人工木」に分けられます。
私たちが目指すデッキの最適な形として、ソフトウッドのガラス化木材で高耐久のデッキ材について、大きく展開していきます。当社では、ハードウッドの実績として【さいたま市けやき広場のイペ材ウッドデッキの張替え、及びスカイデッキ部の木製ベンチの組立】に携わった実績があります
ウッドデッキの選び方
天然木ウッドデッキ
ウッドデッキ施工には、「高い技術」「太い木材」「頑丈な基礎」「アフターケアが必要」です。
だからこそ、信頼、信用の会社を選んでいただきたいと思います。
主要な材の参考立米(m3)価格:
ハードウッド:
- イタウバ マッドグロッソ州産 31万円
- ウリン 40万円
- イタウバ フィエラ 23万円
- イペ 43万円
- ひのきサイプレス 30万円
- アマゾンジャラ 36万円
- アマゾン アンジェリーナ 20万円
- セランガンバツ 30万円
- ガラッパ(グラピア)30万円
人工木 ※床材のみの価格で表示しています
- (特級)プラチナデッキ 床材2,880円/単品
- (上級)オーロラデッキ 床材2,480円/単品
- (中級)アドバンスデッキ2 床材1,430円/単品
- (中級)アドバンスデッキ(在庫限り) 床材1,430円/単品
- カンキョウ ウッドⅡ 床材11,880円/4枚組
- ハンディウッド 3,575円/単品
- ルチアウッド 1,600円/単品
- ジャパンメイドウッド3,003円/単品
防腐注入ウッドデッキ
- ベルダデッキ 38万円
- エコアコールウッド 28万円
- 大日本ウッドヒノキ 20万円
- 大日本ウッド 杉 15万円
ソフトウッド
- レッドシダー 23万円
- SPF材
ソフトウッド
ソフトウッドとは、文字通り柔らかい木材です。
比較的安くて手軽に買えるのと、節が多い、加工性が良い、雰囲気が良いのが人気です。
例えば、ホームセンターなどで良く売られている SPF 材などのソフトウッドは 価格が安くて良いなぁー」と思ってしまうかもしれません。
しかし、軽い木材は、1~3年で腐ってしまいます。 理由は、虫に食われたり、水が浸透したりして、腐朽菌ですぐに腐ってしまいます。木そのモノが強くないからです。
ソフトウッドの中では耐久性が高いウエスタンレッドシダー、日本産のヒノキや杉でデッキを作っても、 メンテナンスをしなければ2~5年で腐っていきます。
こまめに防腐防蟻塗料を塗り直せば、ある程度は長持ちさせることが出来ます。
一方、特に基礎・土台部分や根太部分はメンテナンスが難しいので、 そこから老朽化してしまう事もあります。
メリットは、ウッドデッキ施工をする際に、寸法カットやコーススレッドを打つなどの加工が簡単な事です。
私たちが提案するガラスコーティングされた木材は、木そのものの耐久性がそれほど高くなくても、強固に木材と保護被膜が密着し、紫外線や、雨から数十年単位で守ってくれることに大きな可能性を感じております。
防腐注入剤について
防腐注入剤は、政府が認定した JIS A 9002「木質材料の加圧式保存処理方法」に準拠した安全、安心の防腐剤です。
有名な高いレベルの防腐剤は「タナリスCY」、
「AAC」特に、AACは自然由来(やし油が原料)の優しい防腐剤でおすすめです。
杉、ヒノキ(桧・檜)の防腐注入ウッドデッキの技術は、「 防腐剤を木材の芯まで浸み込ませます」。
防腐注入ウッドデッキは、木材の中に防腐剤を浸み込ませるので15年前後の高い耐久性がありますす。
*注意: 防腐木材と防腐注入ウッドデッキは大きく異なります。木材の表面を塗布するだけの防腐木材。塗布だけなら木材は直ぐに腐ります。防腐注入ウッドデッキは、15年前後の高耐久性のウッドデッキ、フェンスになります。
防腐防蟻加圧注入木材のウッドデッキ材・ウッドフェンス材は、理想な材料です。
15年以上の高い耐久性が見込める。加工が楽。価格が安い。施工費用が安くなる。
デッキ材の相場の中で大変安い。 最高のコストパフォーマンス ウッドデッキ材です。
ヒノキ(桧・檜)のウッドデッキ・ウッドフェンス・外壁・板塀などのDIYは、初心者でも簡単に作製が出来ます。
創業100年の防腐剤メーカー、大日本木材防腐(DMB)から仕入れた防腐注入ウッドデッキは、 日本でも最高の防腐注入ウッドデッキ材です。
一番オススメは、ヒノキ(桧・檜)です。 ヒノキ(桧・檜)は古来から強度を持つ木として実証されています。 ヒノキ(桧・檜)の特徴は、高い耐久力と素晴らしい香り、水に強い、木肌がきれい。 世界でも評価される木材です。 ヒノキ(桧・檜)はガラスコーティング処理をすることで、更に耐久性が高まります。
メンテナンス
ソフトウッド製のウッドデッキはメンテナンスが大切です。
雨が当たる場所に設置するのが普通なので、防虫防腐剤が入った塗料で塗装が必要になります。
塗装メンテナンスの目安は2年、理想を言えば1年。
残っている塗料を剥がし、汚れがひどければきれいに掃除し、サンダーがけをして再塗装します。
しかし、これだけのメンテナンスをかけてもソフトウッドは数年しか持たないし、塗料代もばかにはなりません。
例えばSPF材で作ったウッドデッキを15年使うとすると、上記の費用 300,000円に加えて、防腐塗料代(1回5,000円程度)、作り直す時の解体費用、使えなくなった材の廃棄費用などもかかってしまいます。
ざっと40万円以上の費用になってしまうでしょう。
その他、木材のひび割れ補修、ささくれ、トゲの手入れメンテナンスは必要です。
ただ、手すりには気をつけてください。
一方、ハードウッドは塗装のメンテナンスはほぼ無しでもOKです。
水に浸かったまま何十年も使える樹種があるほどです。公共施設のウッドデッキの多くがハードウッドである理由がお解り頂けるかと思います。 つまり、ハードウッドは初期費用の150,000円と、たった1度の労力で済んでしまいます。
この時点で既に ハードウッドのほうが断然お得 ということになりますね!
ちなみに、メンテナンスフリーという点では人工木製デッキ・人工木デッキもハードウッドと同様です。
驚きの耐久性
ハードウッドで作ったウッドデッキは、7年~100年の耐久性を持つ木材です。
現に、ひのきサイプレスの原産地オーストラリアでは100年以上前にひのきサイプレスで作ったウッドデッキが今も存在しています。
ウリンは100年もの寿命を誇ります。
現地でのウッドデッキ材を多々視察しております。現地でのウッドデッキ材の耐久性は、
ウッドデッキ材、50年以降の樹種:
・ウリン 50年~100年
・イペ 50年以上
・イタウバ50年前後
損得だけではなく、ハードウッドは本当に素晴らしいのです。
見た目の高級感、どっしりとした重厚感、本物の木の質感。
たくさんの、たくさんのお客様から喜びのお言葉をいただいて来ました。
これからの方にも、ぜひ 本物の木の素晴らしさ を味わって戴きたいと思います。