商品の購入とはことなるリフォーム工事費用は、部材費の他に多くの費用が発生する事があります。お客様一人一人のリフォーム工事に見合った適正な価格でサービスを提供する事が私たちに求められています。
一般的に見慣れない工事項目や、見積金額を見て工事の決断を行う事には、様々な不安要素が存在します。見積り金額の根拠を示す事で、価格を透明化し、お客様自身が納得した形で、工事を進めて行けることを、願っております。
私たちの事業規模に見合ったサービスを提供し続ける事で、費用対効果の高い工事が出来る事を信じております。是非当サイトページのまとめ記事を参照しながら、他の会社選びの判断基準となるような知識と、考え方を見につけて頂きたいと思います
目次
・工事内訳
・費用相場
・お得にリフォームを行うコツ
・見積を取得
・予算の設定
【リフォーム工事の料金内訳はどのようになっている?】
【費用内訳を理解する】
リフォームにおける各種費用のバランスについては、次のような構成比で形成されている事が一般的です
- 材料費:これはリフォームに必要な材料のコストをカバーします。例えば、フローリング材、塗料、照明器具、設備(キッチンやバスルームの)などです。材料の選択(例えば、高品質のカウンタートップを選択すると費用が上がる)により、このコストは大きく変動します。
- 労働費:これは、工事に従事する職人や専門家の時間をカバーします。これは一般的には、全体のコストの大部分を占めます。労働費は、工事の複雑さ、工事の期間、によって大きく変動します。
- 設計費: リフォームのプランニングやデザインにかかる費用です。大規模なリフォームを行う場合、リフォーム会社に工事費とは別に設計費を支払うことがあります。設計と工事を一つの業者に依頼するかどうかによっても費用は変わります。
- 管理費: 工事の全体的な管理や調整にかかる費用です。
- 運搬費:これは、材料を現場まで運ぶための費用、または不要になった材料や廃棄物を現場から運び出すための費用をカバーします。
- 許可証費:多くのリフォームプロジェクトでは、地方政府からの許可証が必要です。これらの許可証には手数料が必要で、その費用は通常、全体の費用に含まれます。
- 諸経費用:これは、予期せぬ問題(例えば、構造上の問題や不測の事態)のための費用や、管理と監督に関連する費用を含む場合があります。廃材の処分費用、工事許可費用などのその他の費用です。
このようにリフォーム費用は多岐に渡りますが、それぞれの費用がどの程度を占めるのかは、リフォームの内容や規模、リフォームを行う業者等により大きく変わるため、一概には言えません。そのため、リフォームを行う際には各種費用について明確に理解し、現地調査を行った上で詳細な見積もりを取ることが重要です。
その他に大きなリフォーム会社では、以下のような経費が発生することが一般的です。一般経費として、工事費にどの程度上乗せするかは、各会社によって異なりますが、一般的な項目を示す事で、見積りを取得時の参考になるかもしれません。
当社の場合、少数精鋭で行っており、以下の費用を極力低く抑える事で、費用対効果の高いリフォーム工事を行う事が出来ます。
【大手リフォーム工事店の例との大きな差】
- 人件費:これには、スタッフの給与、福利厚生、研修費用などが含まれます。
- オフィス運営費:オフィスの家賃、光熱費、オフィス用品、メンテナンス費用などが含まれます。
- 設備・機器費:リフォーム作業に必要な工具や機器の購入・リース費用、メンテナンス費用などが含まれます。
- 広告・マーケティング費:広告、ウェブサイトの運営、ブランディング、イベントなどの費用が含まれます。
- 保険費:労働者の補償保険、一般責任保険、車両保険などが含まれます。
- ライセンス・許可証費:ビジネスライセンス、建設許可証、その他の必要な許可証の費用が含まれます。
- 車両運営費:車両の購入・リース費用、燃料費、メンテナンス費用などが含まれます。
- 仲介手数料:自社ですべての工事を請け負う事は、珍しく外注割合が高い事で各工事種別に、手数料が発生しています。
※当社の場合も外注依頼を行いますが、極力抑える事で、費用対効果の高い工事を目指しております。 - その他の経費:これには、法律・会計サービスの費用、税金、利息、減価償却費などが含まれます。
これらの経費は、工事費用に直接反映されることもあります。そのため、見積もりを取る際には、これらの経費がどの程度工事費用に影響しているのかを理解することが重要です。
自宅をリフォームするのにどれくらいの費用がかかりますか?
昨今の住宅資材高騰により、工事費の全体が上昇傾向にあります、。より良い理想の生活を手にする為に、発注者に適切な工事内容を伝え、無駄を省いた工事のサービスを提供する事で、コストに見合ったパフォーマンスを最大限高める事ができます。下記の項目を確認し、理想のリフォーム工事費用のイメージを創造する手助けとして頂きたいと思います。
自宅をリフォームするための平均費用
【費用相場を理解する】
まずは一般的な部位別のリフォーム料金相場をご紹介します。検討中のリフォーム工事と合わせて確認してください
実際にはリフォームする箇所や材料によって費用は変わる可能性があります。また、既存の床材や床下地材の状態によっても追加工事が必要になることがあります。自分が希望するリフォームが実現できるかどうかを確認するためには、見積もり依頼して比較検討することが大切です。
【より詳細の工事についての費用目安、アドバイスについては、トップページ→工事別アイコンをクリックして、イメージを膨らませる事が出来ます。】
【戸建て・マンション】
- 床工事:
- フローリングの張り替え 8畳(約13㎡ )の場合、約11万~18万円
- タイル張りの床への変更 8畳(約13㎡ )の場合、約16万~31万円
- フロアコーティングの施工 8畳(約13㎡ )の場合、約5万~10万円
- 畳から洋風フローリング施工 6畳(約10㎡ )の場合、約10万~16万円
- 壁工事:
- 壁紙の張り替え 6畳(約10㎡ )の場合、約3.9万~6.8万円
- 壁の塗装 6畳(約10m 2 )の場合、約3.5万~7.5万円
- 壁面収納の設置 幅1m×高さ2m×奥行き0.5mの場合、約3.5万~10万円
- 天井工事:
- 天井クロスの張り替え 13㎡の場合、約2.8万~3.5万円
- 天井の塗装 13㎡の場合、約3.5万円
- 吊り天井の設置 20㎡の場合、約10万~20万円
- 照明器具の設置 1個あたり、約1万~3万円(器具代含む)
- 水回り工事:
- キッチンのリフォーム 20~100万円
- バスルームのリフォーム 50~150万円
- トイレのリフォーム 20~40万円
- 水道配管の修繕 5~30万円
- 電気工事:
- 照明器具の取り替え 5000円~
- コンセントの増設・移設 7000円~
- スイッチの交換 7000円~
- 電気配線の点検・修繕 1万8000円~
- 内装仕上工事:
- ドアの交換 4万円~
- 窓の交換 4万円~
- クローゼットの造作 10万円~40万円
- 手すりの設置 3万円~
- 外構工事:
- エクステリアのリフォーム 10~100万円
- 砂利の敷き詰め 3,000円〜7,000円 / 1㎡
- 庭の造成・植栽 10万円~
- 塀やフェンスの設置 5~50万円
- 駐車場の整備 10~200万円
- カーポートの設置 20~50万円
- 外壁塗装
- 屋根塗装 ~60万円
- 外壁塗装 ~100万円
- 破損個所修繕 数万円~
- 付加価値リフォーム工事
- 断熱改修 100~200万円
- 防音工事 50万円~
- 耐震工事 100万円~
【お得な制度を活用して賢くリフォームを行う】
補助金や介護保険支給対象となる工事の場合の申請手続きについて
リフォーム工事の内容によっては、市区町村から費用の助成を受けられる場合もあります。耐震工事やバリアフリーリフォームなどが代表的な例です。助成や補助を受けるには、基本的に事前申請が必要です。対象となる可能性があるリフォームの場合には、プランニングの際に条件を満たすリフォームかどうかの確認と、必要な手続きをおこなっておきましょう。
当社でも補助金に関する情報発信は積極的に行っております。問い合わせ時に対象かどうかの確認を行う事も出来るかと思います。ご確認頂きたいと思います。
【見積を取得する】
信頼できる業者から見積もりを取得します。これにより、リフォームの相場を把握し、あなたのプロジェクトに最適な業者を選ぶことができます。
ステップアップ
- リフォームの要件を明確にする: あなたが何をしたいのか(例:キッチンリフォーム、バスルームリフォーム、屋根の補修など)、どの程度のクオリティを期待しているのか(例:高級な材料を使用するか、基本的な材料を使用するかなど)を明確にします。その工事のクオリティーに適した業者かどうかといった視点を持つことでも業者選びの判断基準となります。
- 信頼できるリフォーム業者を見つける: 口コミ、インターネットのレビュー、専門家の推奨などを利用して、信頼できるリフォーム業者を見つけます。不安ばかりをあおる業者には、信頼して工事を任せる必要はないでしょう。
- 見積もりのリクエスト: 選んだ業者に連絡し、あなたのリフォームの要件に基づいた見積もりをリクエストします。この段階では、業者は通常、現地調査を行い、工事の詳細な流れを理解し、お客様にその流れを伝える事ができます。
- 見積もりの比較:どうしても1社に絞れない場合には、 複数の業者から見積もりを取得し、それらを比較します。費用、提案された作業の範囲、使用される材料、工事の期間などを見て、最も適した業者を選びます。
【予算を設定する】
リフォームの見積もりとあなたの理想を考慮に入れて、予算を設定します。予算には、予期せぬ出費をカバーするための余裕も含めることを忘れないでください。
ステップアップ
- 見積もりの検討: 取得した見積もりを検討します。費用の詳細を理解することで、リフォーム工事全体の費用を把握することができます。
- 理想と現実のバランス: あなたの理想のリフォームと、それが現実にどれだけの費用がかかるかを比較します。完全に理想を追求すると費用が高くなる場合は、ある程度の妥協点を見つける必要があるかもしれません。
無理のないリフォームを実現する為にも、都度私たちに相談する事で、自身では見えてこなかった妥協点を見出す事が出来るかもしれません。 - 余裕を持つ: リフォーム工事では、予期せぬ問題や費用が発生することがあります。そのため、予算には予期せぬ出費をカバーするための余裕を含めることが重要です。一般的には、予算の10%〜20%を未知の費用に充てることが推奨されます。例えば床を剥がした後の、腐食状況が想定したよりも広範囲に広がっている場合や、カビ等の繁殖が壁内部で進行している場合などがあげられます。
- 最終的な予算の決定: 上記のすべてを考慮して、最終的な予算を決定します。これがリフォームに投じることを予定している総額です。
この予算設定のプロセスを通じて、リフォーム工事が現実的にどれだけの費用がかかり、財政計画にどのようにフィットするかを理解することができます。